以前テレビの健康番組か何かで、「美容にも健康にもいい食べ物」として紹介されていた食材で食べてみたいなと思っていたものがいくつかあります。
残念ながら私のいつも行くスーパーではそんな「洒落たもの」を探すことは難しいのです。
割合高齢者の多い地域だからでしょうか、なんとなく食べ物に関しては保守的なところがあるように感じます。
あまりなじみのない「変わったもの」は受け入れられにくいというところがあるのかもしれません。
インターネットを使えば簡単にお取り寄せできるありがたい時代ですが、なんとなく食べ物は自分の目で見て買いたいタイプなので利用することはありませんでした。
食べてみたいな、と思っているけれどなかなか買うことの食材のひとつに「紫さつまいも」があります。
甘くておいしいという評判があるのに地元のスーパーで見かけることはありませんでした。
私が利用する買い物先に昔ながらの八百屋さんがあります。
たいがいの食材はスーパーで買えるものの、この八百屋さんは国産のものも多く扱っているし旬のものの品質がとてもいいので利用することが多いのです。
この八百屋さんで、いつもの普通のサツマイモの隣に紫さつまいもが並べられているのを見つけました。
お客さんの大半は地元の高齢者の方々なので、まさかこのお店がこういうあまりなじみのないものを扱うとは思ってもみなかったのでびっくりしました。
さっそくひとつ買って帰ったことは言うまでもありません。
紫のさつまいも、皮も濃い色のためか普通のものと比べるとちょっと黒く見えます。
普段さつまいもを使うときにはスイートポテトにする・てんぷらにする・ふかしイモにする・焼き芋にする・ポテトサラダに使うなどのバリエーションがあります。
でも今回は一番手っ取り早く食べる方法で、適当なサイズに輪切りしてフライパンでたっぷりのバターを使って焼くことにしました。
切ってみると、表面はきれいな紫色、当たり前なのですが、わ、きれいだなと感心しました。
そのままキッチンからリビングにいる家族に「見てみて、こーんなにきれい。」と披露しに行ったくらいです。
包丁で切っている間にもまな板に青紫色のシミがつくくらいで、妙なことですが「これがアントシアニンね。」と思ってしまいました。
さっそくフライパンで焼きます。
含まれている栄養素は別として色が違うこと以外は普通のサツマイモと変わらないという印象を受けました。
ただもともとの色が濃いために焼け具合を目で見て判断するのはなかなか難しかったです。
焼き目がついているのかいないのかわかりにくいからです。
残念ながらフライパンで焼くという方法はせっかくのきれいな紫色を楽しむには不向きでした。
やっぱりふかしたりスイートポテトにしたりするほうが見た目的にはきれいだという印象を受けました。
味のほうはサツマイモとしても甘くておいしいので、どういう調理法をしても食べやすいのですが見た目がきれいなほうがちょっとテンションが上がりますからね。
家族にも好評で、最初は「また妙なものを買ってきたな」と笑っていた夫も「おいしいな」と喜んでいました。
アントシアニンが豊富な食べ物というとブルーベリーが一般的だと思います。
ブルーベリーの場合は、お菓子に使ったりヨーグルトに入れたりということでデザート的なものにしかなりません。
でもサツマイモならおかずの一部にも使えるし、お弁当にも使いやすいなと思います。
私以外の何人の人が買うかわかりません。
だから紫サツマイモが八百屋さんのレギュラー商品になるかどうかは怪しいものだと思います。
個人的にはぜひいつもある品物になってほしいなと願っているのです。
当分はおいてあるでしょうから、その間は買って目いっぱい楽しもうと楽しみにしています。
2016年06月
以前住んでいたマンションで、娘はシックハウスになりました。
シックハウスは、住んでいる人全員に起こるわけではありません。アレルギー性鼻炎があり、敏感肌の娘は住み始めて5年目に入ったころに、ひどい症状が起こりました。それまでもあったのですが、体が限界を超えてしまったようです。
体全体に赤い発心ができました。小児科でもらった抗アレルギー薬を飲ませましたが、1か月過ぎても全く効果がありませんでした。特にひどかったのは、背中です。夜中になると背中をかゆがって、掻きむしって血がにじんでいました。
鼻は、日中は大丈夫でしたが。夜は、熟睡できないくらい鼻が詰まるようになりました。口で呼吸をするので、のどを痛めてしまい、毎月のように熱を出していました。鼻の調子も悪いので、年に何度も中耳炎を起こしていました。
どうして娘だけがこんなことになるのだろうと悩みました。ママ友に相談しました。すると、みんな不思議がりました。そんなことはないというのです。しかし、同じような意見もありました。子供が喘息になった人や、せきが続いていると言っている人もいました。同じ意見の人は、同じマンションに住んでいるママ友でした。
これで理由がわかりました。娘の体調不良の原因は、住んでいたマンションにあり、シックハウスでした。
慌てて次の引っ越し先を探しました。築20年ほどの一軒家に引っ越しをしました。すると、引っ越したその日から夜中に目を覚ますことなく眠ることができました。薬を全く使わなくても、体の発心やかゆみは消え、鼻も改善しました。シックハウスの怖さを実感しました。
最近、ネットで奈良でシックハウス対策をしている記事をみかけました。
全国でも困っている方々は多数、いらっしゃるようです。
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