【古いお酒でも買取可能?】
開封していないお酒を「もう古いから」「いつ買ったのかも覚えていないから」と捨
ててしまう方がほとんどかと思いますが、ウイスキーやブランデーなどの蒸留酒類は
アルコールの度数が高く、細菌が繁殖しにくいお酒になります。
そのため賞味期限の表記はなく、未開封であれば冷暗所で長期保存が可能です。
お酒には""古酒(ヴィンテージ)""という言葉があり、長い年月熟成されたお酒のこと
を指します。
日本酒や泡盛は""古酒""と言い、ウイスキーやブランデーは""ヴィンテージ""と言う
ことが一般的です。
日本のお酒と海外のお酒で呼び方が違うと言った方が分かりやすいでしょうか。
しかし、古酒(ヴィンテージ)には「購入日から3年以上経っているお酒だから」「製
造日から5年経っているお酒だから」といった明確な決まりはなく、一番おいしく飲
めるタイミングはお酒によって異なるので、古酒(ヴィンテージ)の見極めは一般人に
とっては難しいところです。
ただ、保存状態が良くて希少なお酒であればあるほど高値で買取ってもらえます。
【お酒の買取相場は?】
飲んでいないお酒・飲まないお酒とはいえ、1円でも高く買取してほしいものです。
では、今後の参考までにある買取業者の査定実績の一部をご紹介しておきます。
・オールドリップ 10年:100,000円
・スプリングバンク 25年:100,000円
・ブラック&ホワイト ティンキャップ:15,000円
・ボウモア 12年:15,000円
・余市 12年(箱なし):45,000円
・山崎 25年(箱あり):1,260,000円
・軽井沢 27年(箱あり):550,000円
・白洲・オーナーズカクス 1994年:200,000円
・ルイ13世 ベリーオールド(箱なし):90,000円
・十四代 本丸:33,000円
・ラモネ・モンラッシェ:100,000円
・カクスオブ山崎 1980年(箱あり):1,000,000円
・シャトー・ムートン 1982年:80,000円
・貴州茅台酒 1980年代 540ml 53%:200,000円
ウイスキー・一部のブランデー・一部の日本酒・一部のワイン・貴州茅台酒は比較的
高値で買取されていることが分かりました。
一方、焼酎・泡盛・一部のワイン・一部の日本酒・一部の梅酒・一部のブランデーは
買取価格が比較的安価で、この買取業者での最安値は""フィンカ エル レホネオ""
で100円でした。
【お酒を高く買取ってもらう方法は?】
1円でも高くお酒を買い取ってもらいたいのであれば、買取価格のUPに期待できる6つ
の方法を実践していきましょう。
①お酒が劣化する前に買取ってもらう
購入した時の状態に近い品質が保たれているお酒は、高く売れる傾向があります。
賞味期限がなく開封されていないお酒の状態を確認するのは難しいので、色が変化
する・お酒独特の風味が落ちる・ニオイがきつくなる前に買取ってもらうことがポイ
ントです。
②適切に保管する
冷暗所での保管方法が一般的ですが、お酒によって保管方法が異なるので、ラベル
等を見て適切に保管しましょう。
③買取業者を見極める
お酒に関する知識が豊富な買取業者、お酒に関する知識が貧しい買取業者では査定
額が大きく異なります。
お酒に関する知識が豊富なだけではなく、専門の査定士が在籍している・査定士の
対応力に定評がある・買取実績が豊富という3つも意識して見極めると、高値で買い
取ってもらいやすいです。
④付属品を揃える
お酒が入っていた箱や替え栓、説明書などがあると高く買取ってもらいやすいで
す。
⑤買取ってもらう前に軽く掃除をしておく
お酒の品質だけではなく、瓶・ラベル・外装等の状態が良いと買取価格もUPしやす
いです。
ホコリやカビはしっかりとっておきましょう。
⑥まとめて売る
1度で何本ものお酒を査定できる効率の良さから、まとめて売ると買取価格を少し
上げてくれる買取業者は結構居ます。
未開封のお酒が何本もある場合は、買取業者をバラバラにせず、1か所でまとめて
売るのもポイントです。