今年の四月末に分譲の新築一軒家を購入しました。
引き渡しされ、住み始めたのが五月末です。
購入時の値引きは、ハウスメーカーおりじゅの方から土地からの利益を取らない方針なので、建物の利益しかとれない為、基本値引きはしないと言われていましたが、そんなんで引き下がれるわけもなく、価格から切りのいいところまでの値引きと、家具家電のプレゼントで承諾しました。
プレゼントされた家具家電が十分で、その前に暮らしていたアパートからはソファくらいを持ってきただけで、あとは全部揃っていました。
一軒家での生活を始めて、メリットがたくさんありました。
その中で特に成果が出たのは、光熱費です。
我が家はオール電化で、ガスがありません。
アパートに住んでいたころはプロパンガスを使用していまいした。
そのガス代が高いのなんの…。
料理でガスコンロを使うことと、お湯を使う際にガスを使います。
お風呂はシャワーだけにも関わらず、ガス代は平気で一万を超えるのです。
冬になると寒くなるので湯船につかりたかったのですが、料金が怖くてお湯を張ることはできませんでした。
そうして色々切り詰めてはいたのですが、一か月にかかる光熱費は2万前後と三人暮らしとしてはかなり高額でした。
こちらに移り住んでからは、エコキュートという湯沸かし器でお湯を沸かすのですが、電気料金の安い夜中にお湯を沸かし、大きな魔法瓶のような構造で一定の温度を保ってくれます。
朝には必要量のお湯を作り終わっていてくれるので、お湯をあまり使わない日中は、沸かすのを停止していても十分に保温されています。
お風呂場やキッチンなどの水回りは節水仕様の為、水も使いすぎることはありません。
住み始めて少ししたら、ソーラーパネルもつけました。
我が家は南向きで隣近所が密集しすぎていない為、晴れた日には十分すぎるほどの日差しが降り注ぎます。
それをフルに利用しようと思い取り付けました。
八月上旬からつけたのですが、発電量が多くて売電した金額が、ソーラーパネルの月のローンをほぼ払えるくらい売れました。
日中は曇りでも一応発電してくれるので、日が落ちるまでの間は発電された電気で十分に暮らしています。
オール電化だと、電気ですべて賄うので電気代がすごいことになるのではないかと思っていました。
ところが現代の家電は優秀で、電気代もあまりかかりません。
オール電化といっても節電を意識した作りになっているのです。
そうして、ガス代がなくなり、節水もされ、電気代も節約され、アパートの時に比べると光熱費は半分まで落ちました。
ソーラーパネルは正直乗せるか迷いましたが、我が家の屋根が思ったより広く、日当たりも抜群の為しっかり発電することができ、日照時間が短くなった冬でも、ソーラーパネルの月のローンの半分くらいは稼いでくれます。
その月は実質、ローンを半額だけ払っただけですんだ!と考えています。
支払いも16年ほどなので、その後電気代が浮くことを考えると、我が家は乗せて正解だったと思います。
家を持つことは難しいイメージがありましたが、そんなことはありませんでした。
何より、自分たちの財産に投資できるようになって嬉しいです。
この家に出会ったことにとても感謝しています。